CASE 110 福島県須賀川市 T様邸 福島県須賀川市 T様

築130年古民家リノベーション

玄関を入ると開放感のある広々とした空間がお出迎え。天井を高く取ったことで、玄関とは感じないようなそんな開放感のある空間を実現しました。黒く染めた既存の梁を敢えて剥き出しにしたことで、空間を引き締めカッコイイ玄関に仕上がりました。お家の入り口である玄関を広くすることで、お家全体も広く感じさせる効果も与えてくれます。玄関には大容量のシューズクロークも設けたため、玄関周りの収納にも困りません。玄関とダイニングの間仕切り壁には間接照明を取り入れ、空間をお洒落に演出します。

玄関の間仕切り壁の反対側はダイニングスペース。キッチンはダイニングとリビング全体を見渡せる位置に配置しました。家事をしながら子供の様子を感じることができるため安心です。間接照明を取り入れた木目調の天井は、キッチンの雰囲気をお洒落に演出。毎日食卓を囲む場所だからこそ心地よい空間にすることで、毎日の生活に彩りを与えてくれます。カップボードも使いやすいサイズに合わせて造作。大容量のパントリーも設け、お洒落なだけでなく使いやすいキッチンに仕上がりました。

脱衣室はキッチンすぐ左手、洗面を備えた物干しスペースはキッチンの後ろに配置し、グルグル回れる回遊動線で家事楽動線を実現。リノベーションする前のお家は洗濯スペースと干す場所が正反対で大変だったという施主様も、「これで毎日の家事が楽になります」とご満悦。水回りを使用するタイミングが重なってもストレスにならないように、脱衣室と洗面を分けることも家族みんなが快適に過ごせる秘訣でもあります。脱衣室や物干しスペースには敢えて棚などを造作せずにシンプルな設計にすることで、ライフスタイルに合わせて施主様自身でカスタマイズしていくことができます。

天井を高く取ったことで開放感のある広々としたリビングは、元々のプランを変更したことで実現しました。リビング南側は玄関から一続きの土間を計画していましたが、施主様のリビングをもっと広くしたいとのご要望で現場にて急遽変更。実際の現場を体感することで見えてくるご要望にも柔軟に対応できるのが、ゴーイングホームの腕の見せ所でもあります。古民家風に黒く染めた既存の太い梁も、洋の雰囲気の空間にアクセントとして一際存在感を発揮し、メリハリのある空間を演出しています。

リビング横には畳が落ち着く和のスペースを設置。和室は扉を閉めることで、来客用のスペースとしても活用できます。北側にはプライベートの中庭が眺められる大きめの窓を設置しました。中庭から流れてくるそよ風を感じながら、のんびりとお昼寝も気持ちよさそうですね。和室やリビングの扉は引き戸にしたことで扉をコンパクトに一つにまとめることもでき、和室とリビングをつなげた開放感のある一つの空間にも様変わりします。